ドライブインかなや経由ということで、長万部スタートの札幌ゴールでご案内します。尚、函館長万部間は森のいかめしや、大沼が名所となります。
まず、大きく分けて5号から回るか、37号から回るのかでおすすめスポットが異なりますのでそれぞれご案内します。
(I) 5号経由
倶知安まで右手に羊蹄山を望みながらどちらかというと高原をドライブするようなイメージです。
この時期ですと特にこれといったおすすめできる場所はありません。(強いていうならば高原ドライブ自体がおすすめです)
倶知安からは余市を経由するかしないかで、またどのように行くのかで異なります。
(i) 余市を目指す場合
(1) 229号積丹経由
神威岬や積丹岬が有名どころの海沿いの道を走ります。積丹ブルーという言葉があるぐらい深い青の海がとても綺麗です。
ウニが名産なのですが、ちょっとお高いので、余市の柿崎商店まで我慢しましょう。
(2) 5号でそのまま
ハイランドドライブを続ける感じです。途中先にご回答なさった方のきのこ王国も支店ですがあります。
余市では、まっさんで一躍有名になったニッカウヰスキーの余市工場があります。その側に先述の柿崎商店がありますが、こちらの2階が食堂となっています。ウニ丼・海鮮丼などのお刺身系の料理や、ホッケ焼き・イカ焼きやしゃけ焼きの焼き魚系もあり、お手頃価格でお勧めです。私のオススメはやっぱりホッケですね。尚、1階は商店ですが、色々とお安い商品が品揃え良くあり、自宅まで日付指定で配送もしてもらえます。近年徐々に値段が上がってしまっていますが、私は甘エビをトロ箱買いすることが多いです。
余市からは5号で小樽を目指します。
(ii) 小樽を目指す場合
だんだん山深くなり、小樽にほど近いところで峠道となります。特段名所は無いように思えます。
小樽では小樽運河や北海道三大夜景のひとつ天狗山などが観光名所になりますね。
かま栄の本拠地ですので、揚げたて指定のパンロールなどいかがでしょうか。(客数にもよりますが、揚げたてを希望すればその場で調理してもらえます。)
小樽からは5号か高速で札幌を目指します。高速で札幌中心部までおよそ1時間ぐらいです。
(II) 37号経由
洞爺湖町では、洞爺湖や昭和新山が有名です。火山活動が活発な地域ですので、温泉も期待できます。
洞爺湖町からはそのまま37号を直進するルート、230号で札幌を目指すルート、453号で支笏湖を目指すルートがあります。
(i) そのまま37号を直進するルート
室蘭の白鳥大橋は有名な観光スポットです。室蘭からは国道36号となり、その先の登別は白濁湯の天然温泉で、山奥にも関わらず多くの観光客で賑わっています。
そのまま苫小牧を抜け、276号で支笏湖を目指すか、36号で千歳経由で札幌を目指します。
(1) 276号で支笏湖を目指す場合
支笏湖からは(II)の(iii)の支笏湖から札幌を目指すルートになります。
(2) 36号で札幌を目指す場合
千歳と北広島にアウトレットモールがあります。軽井沢や佐野、御殿場のような大きなアウトレットではありませんがお買い物好きであれば、楽しめるのでは無いでしょうか。
(ii) 230号で札幌を目指すルート
ずーっと山道です。札幌の中心部へ入る前に、定山渓温泉や小金湯温泉があります。規模は定山渓温泉が圧倒的に大きくなっています。尚、小金湯から先は、取り締まり多発地点ですので、より安全運転でどうぞ。
(iii) 453号で支笏湖を目指すルート
途中で276号と合流します。
合流後すぐ右手にきのこ王国の本店があります。大きな建物でフードはあの近辺としては大変充実しています。きのこ汁も複数種類がありますが、きのこが好きな人なら楽しいかもしれません。
その先支笏湖が左手に見え、突き当たりを右折すると276号で苫小牧、左折すると453号で札幌へ向かうことになります。
最後の最後、札幌市内で中心部へ向かうなら230号に乗り換えます。
尚、(II)の(i)のルート、37号・36号には並行して高速が通っています。北海道の高速はあまり意味がないと言われることが多いのですが、函館から札幌と小樽までは下道は結構混雑しますので、併用するのも良いかもしれません。
ちなみに、個人的におすすめなのは、北海道三大夜景(函館・小樽・札幌)の見比べならびに柿崎商店でのお食事とニッカウヰスキー工場見学です。
>>1さんの旅の一助になれば幸いです。
それでは心地よいこの季節の北海道ドライブをお楽しみください。